賢いお金の借り方実践編
| 基礎知識編でも書いたように、お金はまず利息の低いところから借りていくのが常道です。 但し、使途や額によってはなかなか相談しにくいところもあるでしょう。そういう方はやむを得ず、下記のSTEPを飛ばさないといけないこともあるでしょうが、極力順番に従って検討してみてください。 |
| STEP1 親・親戚あるいは友人から借りる |
| 借金をする際、まず最初にあたってみるのは親・親族です。借金の目的をきちんと話し、必要額、返済計画を説明すれば、できる限りの協力をしてもらえます。多くの場合、利息はなしで良いよ、ということになりますし、少々の返済の遅れは目をつぶってもらえます。友人の場合も、これに近いものがありますが、返済が滞ったりするとそれが原因で友人を失うことになることもありますので、できれば避けたほうが良いでしょう。中には金を返すくらいなら友人を失った方がまし、と言う人もいるかもしれませんが、寂しい余生が待ち受けていますので、考え方を改めた方が良いでしょう。 また親・親戚から借金をする場合、あまりに小口で、しかも借りる頻度が多くなると、「こいつ、一体何に金使っとんのやろ?まさか風俗とかギャンブルじゃないやろな?」と不要な心配をかける原因になりますので、親の懐具合を見た上で、しかるべき金額を最初に所望しておいた方が良いように思います。 |
| STEP2 自分の預金等を担保に借りる |
| タコが自分の足を食うようなものですから、あまりお勧めはできませんが、銀行などに定期預金があると、解約せずにこの中からお金を借りると言う手もあります。が、自分だけの口座ならともかく、夫婦で共有している定期預金などに手をつけて、これが露呈すると新たな悩み事が増える原因になりますので、注意が必要です。 それともうひとつ、案外知らない人が多いのは、生命保険の契約者貸付。保険の種類や加入年数によって貸付を受けられない場合がありますが、保険に加入している人は一度保険会社に、契約者貸付について聞いてみるのも良いでしょう。貸付可能額などすぐに教えてもらえますし、入金も即日、と困ったときに助かります。また貸付を受けている間は、できるだけ病気やけがで入院したり、死んだりしないよう注意が必要です。 |
| STEP3 国や地方公共団体から借りる |
| 少々悲しい響きがしますが、生活保護を受けると言う手もあります。保護の中には、生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助などがあります。保護を受け、浮いた金でパチンコなどに行っているのを福祉事務所に見つかると大変ですので注意が必要です。生活保護は返済不要ですが、これ以外にも、同じような項目で各地方自治体が低利の貸付をしています。手続きは面倒ですが、ドキドキ、キョロキョロしながら、むじんくんのブースに入るより、遥かに精神衛生上よろしいかと思います。 また、中小企業事業者は、国民金融公庫を徹底的に使い倒す知恵を持つことが必要です。事業目的以外でも教育ローンなどかなり充実しています。 |
| STEP4 農協・労働金庫から借りる |
| 農協、労働金庫というと一般の方からは縁がなさそうな感じを受けますが、決してそんなことはありません。確かに労働金庫に関しては労働組合への加入や、預金を有していることなどの条件が課されますし、農協の場合でも保証人や担保を求められるケースも多いようです。しかし、それでも検討してみるだけの価値は十分あります。使途も自動車ローンや教育ローン、マイホームローン、ブライダルローン、そしてフリーローンとメニュー豊富で、貸付額もかなり大きくなっています。 カーディーラーと結託して見積もりを作ってもらい、金利の安いオートローンで借金するという方もいるようですが、バレルと大変なので決して真似しないようにしましょう。 お百姓さんの格好をして農協に行っても特典はありません。 |
| STEP5 銀行から借りる |
| ここまで来ると、かなり借りやすくなってきますが、借りやすいということは公的機関に比べて金利は高くなる、ということです。その上、審査もあります。しかし、だからと言って安易にこのSTEPを通り越し、下記の消費者金融などで先にたくさん借りてしまうと、もうこのSTEPに戻って来れないと覚悟しておく方が良いでしょう。当然、取引のある銀行を優先的にあたる必要があります。額や金利は銀行によって異なりますので取引先の銀行に問い合わせてみてください。たいていの場合、年利MAX18%程度で300万くらいは融資してくれるようです。最近では消費者金融のうまみにそそられたのか、銀行も個人向けのパーソナルローンを取り扱うようになりました。一見消費者金融風に見えるものもありますが、明らかに違ったものです。消費者金融で金を借りよう、と思った人はまず先に下記のパーソナルローンに当たってみてください。そして実際に金を借りる前に、枠を作っておいてください。取引がなくても条件さえ合えば融資はしてくれます。くれぐれも順番を間違えないように。 できれば、このSTEPで踏みとどまって欲しいと、切に願います。 また、融資枠増枠の話が来ても、安易に乗らないようにしてください。 |
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<銀行のパーソナルローン> モビット |
| STEP6 クレジットカードのキャッシングで借りる |
| 最も安易に借りれてしまうため、後になって真綿で首を絞められるような苦痛を味わえます。どこにも借金のないホワイトの状態ですと、よほどのことがない限り、クレジットカードを発行してもらえますし、それにはたいてい30〜50万のキャッシング枠がついています。つまり5枚持てば250万くらい、自由に使える金ができてしまうのです。但し利率は消費者金融並みで、出資法の上限利率29.2%(利息制限法違反)に近い利率を平気で要求してきます(←基礎知識編参照)。ですから、はっきり言ってクレジットカードからのキャッシングは考えないことです。万が一のピンチのときのためと、とらえる事が妥当でしょう。クレジットカードも先の銀行の場合と同様、消費者金融などで先にたくさん借りてしまうとカードの発行はあきらめざるを得ません。ですから、消費者金融に行くまでに、年会費無料あるいは定額のカードをお守りとしてできるだけたくさん持っておくことをお勧めします。繰り返しますが、あくまでもお守りですからね。 <参考> 最近クレジットカードのショッピング枠を現金化する商売が増えています。中には買った商品の5割を持っていくような業者もいるようなので注意が必要です。もし、どうしてもというのなら、以下のようなサイトを検討されてはいかがでしょうか?STEP7に進むよりまだましかなと思います。ちなみに利率は下表のようになっています。 e-キャッシュバックサービス アイエンス (一例)
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| <クレジットカード> GEカード イオンカード (全て年会費無用のカードです) |
| STEP7 消費者金融から借りる |
| いよいよ、笑顔の門番が待ち受ける地獄の入り口に来てしまいました。コマーシャルと無人契約機で完全に市民権を得たような形になっていますが、そのほとんど(確認するのが面倒なので全てとは言いませんが)が利益制限法を越える利率を設定しています。当然審査はゆるく、ほとんどの方にお金を融資してくれます。最初は誰しも一抹の罪悪感を持って無人ブースを訪れるはずです。しかし、意に反して容易にお金が借りられる、という安堵感を覚えてしまいます。そして、この安堵感が更なる借金へと追い立てていくのです。2社、3社と借りる頃にはもう人の金だという意識はほとんどなくなっているはずです。束の間のリッチ生活を味わい、やがて5社、6社と増えていく。その頃には既に、借金返済のために借金をする、という人もいるでしょう。そしてある日突然、「もうご融資できません」と、あの消費者金融からも断られるようになってしまうのです。ここに至って銀行などに行っても、恥をかくだけですから無駄な抵抗は止めときましょう。 この時点で借金返済のための借金をしていた人に待ち受けているのは、もう地獄としか言いようがありません。返済日が近づくと金策に走り回って、とても仕事やオナニーどころの話ではなくなります。クレジットカードの場合は、余裕を持って何枚か、と言う話をしましたが、消費者金融に関しては、絶対に3枚以下にしてください。4枚以上持てる方は、次のSTEPに進める優れた素養をお持ちの方と認定します。 |
| <それでも、まぁお勧めできる消費者金融> ほのぼのレイク ぷらっと ディック アイク 日本ファンド これらの中からくれぐれも最大3枚までですよ! |
| STEP8 闇金融から借りる |
| 私も命が欲しいので、触れません。それくらいのものだ、という認識を持つ必要があるでしょう。 |