警官制服ネットオークションの粗相を斬る(2003.9.8)





使用済み下着から、大砲の砲弾まで。

何でもありのネット販売だから、オークションにこんなものが出品されても驚くには値しないのかもしれない。



北海道警交通機動隊の30代の巡査長が、

自分の制服四十数点をインターネットのオークションで販売したとして、

減給100分の10(1カ月)の懲戒処分を受けていた


らしい。


同巡査長は、

昨年秋から今年春ごろにかけて、不要になった自分の制帽やシャツ、ネクタイなど

四十数点をオークションで販売し、八十数万円を稼いでいた


ようだ。



税金で購入し、無償提供されたものを販売してその代金を着服する。

このこと自体、国や国民に対する裏切り行為なのだが、

それ以上の大罪を犯していることを、彼の上司、いや警察全体を含めてどれだけ認識してくれていることだろう?



警官の制服。

それは、消防士や看護婦、スチュワーデスのコスチュームを売るのとは訳が違う。

もちろん、マニアがただ欲しくて、というケースもあるかもしれないが、

これを買う奴の中には国家権力そのものを買うという目的の、不埒な輩(やから)がいる可能性も十分考えられるのだ。

北にだって行く可能性は十分あるし。



ある日突然、制服を着た警官が現われ、

不審者がこのあたりに潜伏しているという通報があったので、中をあらためさせて欲しい、

と言われたら、多くの人間が恐れおののき、さぁどうぞ、ということになるだろう。



お姉ちゃんのパンティを盗んだり、盗聴器を仕掛けたりするのはまだかわいい方で、

下手すると、強盗に豹変する奴もいるかもしれない。

そう、安心しきっている無防備な市民に対して。



それなのに、減給1割、1ヶ月。

所詮、その程度の意識しかないのだ。

だから、

新しいものが支給されて不要になった制服は個人で処分する決まりで、回収はしていない。

明確な法律違反はなく、職務とは関係のない行為のため公表対象ではなかった。


監査官室がこんな調子だから、現場の警官に今回のような緩んだ奴が出てくるのであろう。



確かに明確な法律はないのかもしれない。

各県の条例を見てみても、支給品の返納が求められているのは使用期間が満了しないものに限られている。

しかし、物が物だけに、たとえ使用期間が満了したものでも、責任を持って回収すべきではなかろうか?



下表は、支給品の一覧だが。

品目

員数

使用期間

冬帽子

1

16

合帽子

1

16

夏帽子

1

16

冬活動帽子

1

16

合活動帽子

1

16

夏活動帽子

1

16

冬服

1

12

合服

1

12

夏服

1

4

冬活動服

1

12

合活動服

1

12

防寒服

1

30

雨衣

1

36

冬ワイシャツ

1

4

合ワイシャツ

1

4

冬ネクタイ

1

4

合ネクタイ

1

4

冬活動ネクタイ

1

4

合活動ネクタイ

1

4

ベルト

1

36

手袋

2

12

靴下

2

4

長靴

1

12

短靴

1

12

年に1着ずつもらっていたら、そりゃ余りもするわな。

俺も日立にいたころ年に1着作業服やら安全靴をもらっていたが、

売るほど余るので、知り合いのお百姓さんにあげて随分と感謝されたものだ。

着ているのが傷んだら、検査の上で新しいのと交換、くらいの意識を持っても良いのではなかろうか?

税収不足の折、是非ともご一考願いたいものだ。



それにしても。

Yahooのオークションを覗いてみると・・・。




あるよ、あるよ。




 上着:1万円(入札数何と31)



それに、



 ベルト:1万円

なお、このベルトには出品者からコメントが寄せられていて、


個人的なコレクションとしてのみ購入してください。

安易な使用などに十分ご注意ください。

万一の際、当方では一切責任を取れませんので、個人の責任で購入してください。

自信の無い方は購入をご遠慮くださいますようお願いいたします。



くどいくらいの責任逃れが書かれている。



しかし、毎年20万着の古着が生まれるわけだから、

オークションに限らず、今後とも色んなルートを通じて制服は市場に流れ続けるであろう。





そして・・・。













やっぱり、あそこに行くときはこれに限るで。






ほんまやな。

































ただで、見放題や。



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