金運財布の粗相を斬る(2003.12.06)
コンビニでたまにパチスロ雑誌を買うことがある。
最近はパチスロと言えどもゲームのシステムが複雑で、
最低限の知識を持っていないと、ハイエナにパクッと食われて、アイタタタということになりかねない。
ま、別段読んだから勝てる、と言うわけではないのだが。
むしろ、知識を得る以上にあおられて負けが増えるだけ、ということになっているのかもしれない。
パチンコ・パチスロ雑誌をパラパラとめくっていると、
決まって掲載されている広告が消費者金融関係の広告だ。
ほとんどの場合、100万まで、即日融資可、無担保、保証人不要、
と、借金を抱える人間がヨダレを垂らしそうな文言が並んでいる。
地獄への門番にしては実に紳士的な方たちだ。
雑誌購買者の属性を考えると、非常に反応率の良いジャンルになるのだろう。
パチンコ・パチスロをする人の多くは負けているはずだから、金に困っている人も多い。
実際、ホールで人に金を借りながらパチを打っているオバハンとかはよく見かけるし、
サラリーマン同士でも金の貸し借りをしていることを見ることもある。
だから、消費者金融から見るとパチスロ雑誌読者は超優良潜在顧客なのだ。
そして、もうひとつ。
これもよく見かけるのが、金運財布。
一般雑誌ではほとんど見かけることのないこの広告が、
パチスロ雑誌には、これでもかという勢いで掲載されている。
手元に転がっている雑誌を見ても・・・。
金運財布に、強波動石の何たらかんたら・・・陰陽師がどうのこうの。
果ては、店側の要請により、実験緊急中止とか、何とか。
決まって、

体験者の報告や、札に埋もれたぶっ飛び兄ちゃんが映っている。
俺は、
まさか、買う人などいないだろう、と思っていたのだが・・・。
今日の日経新聞によると、
公正取引委員会は、通販会社のフジアートグループに景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。
公取委によると、同社は5匹の鯉をあしらった「風水五鯉躍サイフ」をの折込チラシを500万枚配布。
「鯉サイフで大金を手に入れた」、
「私の金満体験教えちゃいます」
などと題した写真付き体験談や、97.8%が効果を実感したと言うグラフを掲載した。
だが、実際は、
体験談は創作で、
写真はモデル、
調査は実施されていなかった
らしい。加えて、
科学者の所見欄に登場する、
著名な中国人博士も実在しなかった。
こんな当たり前のことに驚くのは、まだ早い。
俺が、一番びっくりしたのは、
19,000個も売れた、ということだ。
このサイフ、1個18,000円もするんよ!
一般大衆を対象にした新聞折り込みチラシでもこれくらい売れる、
ということだから、優良潜在顧客であるパチスロ雑誌読者に訴えれば、
それこそ、ウハウハで売れたことだろう。
今やテレビでも何でもヤラセの時代だから、
見るもの、読むもの、買うもの、全て自己責任が問われる、と言うことだろう。
思い返せば、
俺もパチスロ雑誌でよく見かけるあるモノを買ったことがあるのだが・・・。
道理で効果がなかったはずだ。
たった数滴飲ませるだけですぐヤレる!
欲情誘発液 DAM
実はこれもフジアートグループだった・・・。
フジアートグループに関する興味深いレポートはここ
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