山城養鶏生産組合の粗相を斬る(2004.1.12)
2週間に1度は、嫁の機嫌取りのために買い物に行くのだが、
行けば必ず買うのがキムチと冷凍うどんとヒガシマルのうどんスープ。
あとは梅干、そして卵だ。
卵はたいていの場合、ヨード卵ヒカリを買うことにしている。
6個で確か300円くらいしたと思うが、味はともかく健康に良いということで極力ヨード卵を買うようにしている。
高い卵でも、俺は賞味期限が過ぎると泣く泣く廃棄処分にしていたのだが、
そんな純情な俺をあざ笑うかのような奴が京都にいたようだ。
京都新聞によると、
京都府城陽市寺田奥山の山城養鶏生産組合(西田詔子代表)が2003年12月、
半年前に採った5万6000個の卵に採卵日や賞味期限を虚偽表示して、京都と大阪に出荷していたことがわかり、
京都府は11日までに文書で再発防止を指導した。
この卵を購入した消費者から各販売店などに腹痛や下痢など26件の苦情があった。
らしい。
そりゃ、腹も下すで。
03年6月19日に採卵した約10万個のうち、
売れ残った5万6000個を京都市内の業者の冷蔵庫に保管したらしいのだが、
この卵を管理責任者の女性(52)は「品質に問題はない」と判断したと言うのだ。
専門家の話では、夏場は17日、冬場は56日が最大の賞味期限らしいが、
半年前の卵の品質が問題ないと判断した根拠は一体どこにあるのだろうか?
俺はある程度の実績に裏打ちされた自信に基づいて出荷されたのではないかと思っている。
この組合の責任者は、これ以外に同様の行為は絶対にしていないと言っているらしいが、
6ヶ月前のものがあるということは、4ヶ月、3ヶ月前のものがあると考えるのが普通だろう。
大体、10万個採卵して56,000個もあまらすようなアホな生産する奴がどこにおるのよ。
去年一年間の卵価推移は、キロ当たり、
1月:141、2月:179、3月:176、4月:161、5月:144、6月:131、7月:120、8月:127、
9月:157、10月:158、11月:166、12月:156
となっている。
卵価は、鶏卵問屋らが需要動向を見て決めるから、魚や野菜と違って獲れすぎたから価格が暴落すると言うことはないが、
それでも安い時に売るより、値が戻ってから出荷した方がはるかに利益率が良い。
俺は6月生産のもの以外にも、底値の7月、8月分の卵がかなり出荷されたのではないかと思っている。
確かに養鶏農家は苦しいと思う。
物価の優等生と言われ、30年も値段が変わらないと言われる卵だが、
実際には、昭和60年の271円と比較しても、平成15年は151円と4割以上も下落してしまっている。
しかし、だからと言って、
虚偽の表示をしてまで、消費者をピーピーにさせてまで儲けて良いはずはない。
そしてもうひとつ言うならば、
食品衛生法で賞味期限の明示は義務づけられているが、採卵日は業者が任意で表示している
ために現行法では、取締りができませんとお手上げ状態の厚生労働省。
まさか、半年前の卵を食いすぎたわけでもあるまいが。
いずれにしても、今回の一件で鶏卵業界に対する世間の目は相当厳しくなるはずだ。
組合内部でも処分を巡っていろんな意見が戦わされるに違いない。
そして、かの山城養鶏生産組合は、内部で徹底的な吊るし上げにあうことだろう。
おい、山城養鶏生産組合。どうしてあんなことをしたんだ!
どうして、組合で決めたルールを守らないんだ!
みんなで決めたはずじゃないか!
3ヶ月前までにしておこうって。
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