閣僚年金未納の粗相を斬る(2004.4.29)
年老いて働けなくなったり、あるいは怪我をして働けなくなった時などに備え、
安心して生活をおくれるようにと導入された年金制度。
当然、一人一人が蓄えるだけでは不十分だから、国民全員が助け合って、
つまり、お金を出し合って来るべき時に備えなければならない。
そんな大切な年金も、国民年金に限っては未納者が4割近くにも上っているらしい。
しかも年金未納者は年々増える一方。
2025年には受給資格者が25%になるそうだが、本格的な少子高齢化を迎えるに際し、
年金制度の抜本的な改善策が現国会で盛んに審議されている。
どこからどう集めて、どう配分していくのかについての議論をすることはもちろん大切だが、
議論する資格さえ持ち合わせない代議士が続出しているようだ。
つい先日、中川昭一経済産業相、麻生太郎総務相、石破茂防衛庁長官の3閣僚が、
年金未納者であったことが判明した。
中でも中川昭一経済産業相は、
納入するのを21年間も忘れていた
と釈明している。
馬鹿でも大臣になれる、そんな仕組みを憂うべきであろう。
この三閣僚の年金未納が明らかになった時、
政府スポークスマンの福田官房長官は、
過去のこと。他の閣僚に関してはプライバシーに関することだから。
と、閣僚の納入実態を明らかにするよう迫った記者に食ってかかったのだが・・・。
この官房長官も年金未納者であったことが明らかになった。
それ以外でも出るわ、出るわ。
竹中平蔵金融・経済財政担当相、谷垣禎一財務相、茂木敏充沖縄・北方担当相。
小泉首相は、年金などは家族や秘書に任せているから、と手続きミス、
いや国民への背信行為を擁護するような発言をしているが、全く嘆かわしいばかりだ。
全閣僚の約4割が未納者であったことが判明したのだが、
この調子でいくと、一体何人の国会議員が未納者に相当するのだろうか?
そんな奴らが調子こいて、年金制度がどうたら、こうたら。
まわしも締めずに土俵に上がったらいけんのよ。
今回の件に関しては、おそらく一人の例外もなく、国民はあきれ、怒り狂っていることだろう。
中でも最も怒りに震えているのが、この人だろう。

(私一人が)泣いてもいいわけ?
そう言えば、江角マキコの年金未納が発覚した際、
福田官房長官は、確かこう言ったはずだ。
ちょっと間の抜けた感じもするけどね。
ギャグですな。
そして、もう一人。
こうも言った人がいた。

国会に呼びなさい!
管ちゃんよ、あんたも未納者らしいじゃないか。
全く、自民党を追い込む最大のチャンスだったのだが。
いや、今管代表が、
私は、政治家として全く恥ずかしい行為をしてしまいました。
責任を取って、今この場で政治家をやめさせていただきます。
年金を納めないような政治家に、年金を語る資格はありません!
と言えば、これほど破壊力のある爆弾はないだろう。
おそらく永田町に激震が走るだろう。
ま、それほどのタマではないだろうが。
議員がこんな調子だから、年金未納者はこれからも増える一方だろう。
改革案も増額の原資には触れてないわ、人口構成のベースとなる出生率を大甘ではじくわ・・・。
これからもらう側になる奴らばかりが集まって、その場しのぎの案を出しても、
危機感に乏しいから抜本的なものになるはずもなく。
いずれ、
これから私は21年間納入するのを忘れます、というのが現れてもおかしくない。
あと5年もすれば、
窮地に追い込まれた政府はこんな法案を可決するかもしれない。
本日の参院本会議において、
少ない年金で、安心できる生活を送るための、
65歳以上、
フィリピン強制送還法が可決されました。
1年に1週間ほど帰国が許可されます。
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