ニセ温泉の粗相を斬る(2004.8.12)



今から1ヶ月ほど前、長野県白骨温泉で入浴剤添加騒動が話題になった。

白濁で有名な温泉が白濁しなくなり、窮余の策として入浴剤を添加したようなのだが、

それがマスコミ上で露呈し、白骨温泉は大打撃を受けた。



7月12日以降のキャンセル件数は、8月4日時点で513件。

人数にしすると、実に3830人。

旅館組合は8月の来客者数を10〜15%減と見込んでいるようだが、

よほどの信頼回復策をとっていかないと、例年レベルへの回復はイバラの道となるだろう。



白骨という名前と、白く濁ったお湯。

この相乗効果が白骨温泉のブランドイメージを底支えしていたと思うのだが、

そのお湯が白濁しなくなったことに、当事者たちはかなり狼狽したに違いない。

何せ、客の購買理由のほとんどが吹き飛んでしまうことになる。

辛子明太子に着色料を使用するのと重みが違う。

白濁こそが、購買のポイントだったからだ。



真意はわからない。

入浴剤入れたってわかりゃせん。

と、はなから悪事を思い立ったか、

せっかく遠方から来てくださるお客様をがっかりさせたくない。

と、客の心を慮ったゆえの行動か。



いずれにしても、客の心を裏切った行為は褒められるものではない。

いくら効果効能はかわりませんよ、と言われても、

温泉を楽しむという、心の癒し部分が完全に踏みにじられてしまったからだ。

客からの信頼を裏切る行為は客商売を営むものとして、絶対に許されるものではない。

欧米あたりなら、過去の観光客からも提訴される可能性があるだろう。



このまま客が減少し、温泉そのものが白骨化しないことを願うばかりだ。



と、複雑な思いで白骨温泉の顛末を見守っていたら・・・。

































今度は伊香保だ、水上だぁ〜?



水道水を沸かして、何が温泉よ。



私のところでは、温泉とは一言も書いていませんよ。



源泉が少ないから仕方ないじゃないですか!







とどめは、





























水道水の方が高くつくんですよ!



この人たち、一刻も早く本物の温泉につかって、頭のリュウマチを治すべきだろう。



温泉とは一言も書いてない、って言われても、

一体誰が、温泉街の一角に普通の銭湯があると思うわけ?

水道水の方が高いって、

・・・・・・もう、返しようがない。





ブランドと言うものは、

使用者が使ってみて本当に良かったと実感する過程があって、

それが徐々に広まり、出来上がっていくものだと思う。



それが現代では既にブランドとして出来上がったものがほとんどだから、

物の良否を見極める意識や、見識眼というものがなくなってしまっている。

実際使ってみて、あぁ本当に良いものね、と実感することもほとんどないだろう。

単なる安心感を買っているに過ぎない。



本来買い物には、ある程度の知識や知恵が必要なはずなのだが、

供給側の戦略、いや口車に乗せられて、良否の判断という過程が飛ばされてしまっている。

文明が進み、その一方で文化が廃れていってしまうのだろう。



だから、文明が進まないところでは、



物の真贋を見極める文化と言うものがいつまでも根付いているかもしれない。







その点、わしら、







































猿知恵にはだませれんもんね

普通、温泉から出た後の肌の感じでわかるやろ。



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