おれおれ詐欺の粗相を斬る(2004.10.05)
随分昔の話だが、以前俺の下で働いていた女の子が大変な交通事故にあった。
自転車で横断歩道を渡っていた時、赤信号を無視した自動車に撥ねられ、
おまけに10m以上も引きずられて、全身に大変な擦過傷を負ってしまったのだ。
その事故の第一報は、撥ねられて間もない、息絶え絶えの彼女自身からの電話だった。
その時俺は彼女が笑っているのか、泣いているのかさえもわからなかった。
明らかに様子はおかしいのだが、状況が全くつかめないのだ。
そのうち、大変な事故にあってパニックになり、泣きじゃくっているのがわかると、
今度は俺自身が急激なパニックに襲われてしまった。
相手を落ち着かそうにも、俺の頭が空転して、冷静な会話ができないのだ。
おれおれ詐欺の被害拡大の要因として、
そういった、パニックに陥れるようなシチュエーション作りによるものが大きいと俺は思っている。
他人が被害にあうのを見て、
何でそんなことも見抜けんのよ。
と、思われるかもしれないが、パニックに陥れられると、冷静な判断ができなくなってしまう。
特に、お年寄りはそううであろう。
手法としては明らかに幼稚な詐欺だが、たくみに人間心理を突いた方法ではあるまいか。
読売新聞によると、
今年1―8月に全国の警察が認知した「おれおれ詐欺」の被害総額が100億円を超えたことが6日、警察庁のまとめでわかった。
このうち、8月の被害は1680件、約23億1200万円と、1か月間の被害としては過去最悪だった。
らしい。
8ヶ月で、100億円の被害。
耳を疑いたくなるような金額だ。
8月だけで1680件、総額23億円・・・。
昨年1年間の被害総額が43億円らしいから、猛烈な勢いで増えていると言っても過言ではない。
警察庁は、
「怪しい電話は、必ずいったん切って、再確認を」と呼びかけている
らしいが、最早そんな甘っちょろいことを言っている場合ではないだろう。
さらに、手口も巧妙化されてきており、
8月には、静岡県の主婦が、警官を名乗る男からの電話で「ご主人が妊婦の乗った車と事故を起こした」と言われ、
指定された口座に500万円を振り込んだ。
夫を装って泣きじゃくる男や被害者役の男まで電話口に登場させる手の込んだ手口だったという。
と、報道されている。
おれおれ詐欺の被害から逃れる方法。
どう考えても自己防衛するしかないのだが、
冒頭言ったように、パニックに陥れられると明らかに分が悪い。
何か良い方法はないものか・・・。
これを使えば良いではないか。
そう、ドコモのメロディコール。
自分で有料サイトのメロディーコールに契約すると、
自分に電話をかけた相手に音楽を聴いて楽しんでもらえるというもの
もちろん、与作とか聞いてもらっても意味がない。
もちろん、この方の声で・・・。

わりゃ、どこにかけとんじゃ、おぉ?
くれぐれも人間関係を壊さないよう、配慮が必要です。
次の粗相を斬る
粗相を斬るのTOPへ