コンサートドタキャンの粗相を斬る(2004.10.22)




ここに来られる方の中には、既に彼のことを知らない人が多いかもしれない。

昭和40年代、熱狂的なGSブームの中で教祖的な役割を果たし、

グループ解散後も、ピンで活躍し続けたボーカリスト。



ジュリーこと、沢田研二。



電車で客から「芋ジュリー」とからかわれ、

その客の、キ○タ○をわしづかみしたことでも知られる、あのジュリー。



ここのところ、滅多に見かけなくなり、

どうしているのかと思っていた矢先に、こんな記事が目に飛び込んできた。



歌手、沢田研二(56)が、茨城・水戸市の県民文化センターで19日夜に開催予定だった

「2004 沢田研二コンサートツアー」を開演直前に中止、

チケットを買ったファンが主催者側に詰め寄る騒動となっていたことが20日、分かった。

関係者によると、同コンサートは午後6時半に開演予定だったが、

開演時間を過ぎても開演する気配はなく、主催者がファンの待つロビーで

「当方のトラブルでコンサートは中止です」と
一方的に発表。

詰めかけたファンが中止の理由を問いただしたが、
詳細を明かさないまま、

2種類のチケット代6000円と5000円を
その場で払い戻したという。



と、報道されている。

理由を明かさないまま、一方的に中止。

それも、当日開演時間を過ぎて、だ。



ファンあっての芸能人。

親が死んだか、猛烈な下痢に襲われたか、

いずれにしても尋常でない理由によるもの、ととるのが普通だろう。



報道記事を更に読み進めると、急きょ中止した理由が次のように紹介されていた。



ドタキャン"の理由は観客が少なかったためで、

1764人のキャパシティーに対して約700人と半分に満たない状況だった




どうやら、客が少なすぎて不機嫌になったらしい。



コンサートを企画したプロダクションの社長によると、

『お客さんをいっぱい入れる』という条件でコンサートを企画していたが、

事務所側が直前になって『話が違う』と開演を見送った。




まず、
「いっぱい」って何人のこと?



ついで、ジュリー側の事務所の言い分。

主催者側が事前の取り決め通りにやって頂けなかったから仕方がなかった。

沢田が中止するのは初めてのことで悩んだ結果です。




取り決めって、例の「いっぱい」のことだろうか?



さらに、

悩んだ結果、止めたらしいが・・・。



こんなことで、どこをどう悩むのか、理解に苦しむところだ。



@ たとえ少なくても、来ていただいたお客様のために一生懸命がんばろう。

A こんな少ない客の前で、(元)大スターが歌えるか!




選択肢はこの二つしかなく、そこには悩む余地などは一切ない。

お客様は来ていただいたのに、少ないからどうしよう・・・。

あと10人来てくれたら歌えるのに、このままでは・・・。



う、歌えない。



などと言うことはありえない話なのだ。



約束を果たせなかったプロダクションに難癖をつけるのは勝手だが、

わざわざ会場まで足を運んでくれたファンのことを、一体何と心得ているのだろうか?

チケットの売れ行きは事前にわかるはずだから、

開演時間を過ぎてからの中止などと言った暴挙は防げたはずなんだが。



また、ジュリーの事務所関係者は、

東京では1200人、神戸では1700人動員できたのに、700人とは何だ!

とプロダクション側の不手際を問題視し、自らは被害者のような言動をしているが。



水戸の人口、考えてみなさいよ。



  人口 集客人数 参加率
東京 8,134,688 1200 6,778.9
神戸 1,493,398 1700 878.5
水戸 246,739 700 352.5



水戸では、350人に一人がコンサートに参加したことになる。

率だけで判断すると、むしろ最も健闘したことになる。



昔の人気を傘に着て、

殿様気分で、客を無視。

弱腰業者を恫喝しまくる、不埒な悪行三昧。

56にもなって、わきまえると言うことを知ってもらいたいものだ。



いずれにしても。



次回以降、ジュリーのコンサート開催会場では、

こう書かれた看板が置かれることだろう。



お客様お一人につき、



必ずこれを1個以上お持ちになってご入場くださいませ。





































裏の方に、カカシも多数ご用意しております。


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