スコア改ざんの粗相を斬る(2006.10.09)



ブログの方でも紹介しているように、最近はゴルフにかなりはまっている。

運動不足の解消が第一目的なのだが、やる以上は良いスコアを残したい。

で、不精な俺なりに色々努力を積み重ねているのだ。



食事のときなどはゴルフチャンネルを付けっ放しにしているし、

玄関に敷きっぱなしになっているマットでパターの練習もしているし。

おまけに道具にもかなり金を投資し、今では14本のクラブの取捨選択にも困るくらいだ。



打ちっ放しにも時間があれば出かけているし、また練習場でタイミングが合えば、

2005年のドラコンチャンピオン、福本大象コーチのレッスンも受けたりしている。

ま、このコーチは飛ばしが専門で、俺が苦手のアプローチに関しては、どうやら彼も苦手らしい。



そんな涙ぐましい努力を重ねながらも、コースに出ると結果は散々である。

つま先上がりに、右足下がり、深いラフにバンカーと、練習場では再現できないシチュエーションに、

俺のスコアは翻弄され続ける。

ベストスコアは112なんだが、ショートホールでワンオンした後、パットで5打叩いたり、

パー、パーでスタートし、好調と思いきや、その次のホールで12打も叩いたり・・・。



実力がないから仕方のないことなのだが、俺なりに
清く正しくプレーしている。



ああ、それなのに、である。



新聞報道等によると、

ゴルフの日本オープン選手権(10月)出場権を懸けた8月の最終予選会で、

男子プロの中西雅樹(22)が改ざんしたスコアカードを提出して失格となり、

男子ツアーを管理運営する日本ゴルフツアー機構(JGTO)が処分を検討していることが19日、分かった。

8月28日に茨城県で行われた最終予選第1ラウンドで、中西は同伴競技者が付けた自分のスコアカードを、

提出前に3ホール分書き直した。同伴競技者の指摘で発覚し、本人も認めた。


その後、処分が下り、

JGTOが主管・主催する日本ゴルフツアーへの5年間出場停止と200万円の制裁金を科すことを決めた。

と、なったらしい。



最近では、プロでもパー3で19打叩いたり、マークする前にボールを拾い上げてペナルティを受けたりと、

おおよそプロとは思えないような珍現象を見聞きしたが、今回の一件はこれらとは全く異質の事件である。



日本ゴルフツァー機構の理事会が述べているように、

ゴルフのフェア精神に反する重大事件で、名誉、信用、品位を著しく失墜させた

出来事なのである。

やってることは、相当レベルの低い
ゴト師と言っても良いだろう。



ゴルフは紳士のスポーツである。

俺自身はとても紳士とは言えないが、乏しい知識の中でできるだけマナーを守るようにしている。

バンカーは掃き清めるし、シャツはちゃんとズボンの中に入れてるし、ジーパンで行くこともない。

ましてやスコアの改ざんなど、たとえ12打叩こうとも、決して誤魔化したりしない。



ゴルファーはみな誠実で、故意に不正をおかす者はいないという基本的な考え方があるから、

ゴルフは唯一レフェリーのいない競技となっているのだが、

今回の一件はその根底さえも揺るがしかねない、強烈な出来事なのだ。

5年間の出場停止などではなく、永久追放が妥当だろう。



それにしても、今年がプロ初参戦とは言え、ジュニアの時代から注目されていた中西プロ。

そんな最低限のルールを知らないわけはないし、重要性も認識していたはず。

にもかかわらず、どうしてこんな暴挙に出てしまったのか・・・。



俺はどうも成績、成績と親に追い詰められる受験生とダブって仕方ないのだ。



受験勉強に限らず、野球にしてもスケートにしても、サッカーにしても、

子供の頃から親にしばかれ続けて大成した選手が注目を浴びることが多い。

その中には、学問やスポーツ本来の楽しさを味わうこともなく、親の機嫌を伺いながら、

あらゆる手立てを使って、ただただ成績だけを追い求める子供がいても何ら不思議な話ではない。



そう考えると、やはり問題は親を初めとする周囲の環境にあるわけで、

子供、今回の場合、中西プロは犠牲者と言えなくもない。

ジュニアの大会では成績掲示板の前で親に叩かれる子供もいるらしいが、

親のエゴのために子供が利用されるという側面もそこにはあるのだろう。



今回の一件を契機に、JGTOはいかなる施策を打つのだろうか。



道徳心の醸成を中心に、精神教育を重視してくれれば良いのだが、





今の風潮から言って、おそらく・・・。

































次回から罰則を強化します!


飲酒運転と同じで、ばれない方法を考えるガキが増えるだけ。


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