毒入りギョーザの粗相を斬る(2008.02.07)
昨年俺は仕事で中国の青島に渡った。
初めての中国訪問であったことに加え、俺には中国に対して不可解な国、危険な国という印象しかなかったので、
事前にできる範囲の情報収集をしておいた。
中でも印象に残ったのが、3冊の本。
一冊目は、中国は猛毒を撒きちらして自滅する
中国のあきれ果てるような実態を知りたければ必読である。
中国人は息を吐くように嘘をつく・・・第5章はまさに言い得て妙であった。
二冊目が、中国の黒いワナ
これはかなりヤバイ本である。
利権に群がる議員たちの実情がまさに浮き彫りにされる本である。
そして三冊目が、中国禁止
薄いムック本なんだが、食に関する危険な事例が満載。
今なお危険な輸入冷凍野菜~サンプル調査はわずか1割~
緑の毒池で育つ中国産ウナギ~悪質巧妙な規制逃れの手口~
発癌物質で赤く染まったアヒルの卵~猛威を振るった毒性着色料~
子供給食に毒入りキクラゲ~自主検査でようやく発覚~
即席麺は毒性廃水入り~ビーフンは大腸菌汚染~
これ以外にも、まぁ驚愕、仰天のオンパレード。
そして、このたびの毒入りギョーザ事件。
これらの情報を仕入れておくと、はっきり言って、何ら驚くことではない。
万有引力の法則と同様、自然の摂理なのである。
中国人の中に、「これくらいのことで」とか、「日本人は毒に弱い」とか言ったような発言が見られるのも、
毒入りなんてごく当たり前、といった実情を端的に表しているのである。
これを書いている2月8日時点、未だ事件は解明されていないが、
報道された事実に基づいて消去法で考えていくと、
当初から中国人の誰かが製造過程で意図的に毒を混入したことはほぼ明らか。
動機に関しては推察の域を出ないが、恐らく経営者に対する腹いせであろう。
一日10数時間、休憩も満足に取れない状況でギョーザを包み続ける。
で、日給は600円。
加えて、10年以上の勤続者は自動的に終身雇用という馬鹿げた政策が引き金になって、
あわてた企業側が突然の解雇の連発。
怒りが沸点に達した目の先には、憎き日本人が暖かい食卓で食するギョーザの列が…。
毒までとは行かないにしても、鼻くそくらい練りこんでやろう、そう思うのが人情であろう。
このような労使間の軋轢、もっと言えば貧富の差という国情に加え、
自分が不利益をこうむったら理不尽な方策を講じてでも復讐してやろうという国民性。
中国国内でも毒の混入による殺人事件は枚挙に暇がない。
突き詰めると、今回の毒入りギョーザ事件、この国情と国民性が原因の根底にある。
そして、この原因ははっきり言って「非常に厄介な原因で」ある。
機械の不良なら保守点検を徹底すれば良いし、検査漏れなら訓練なりシステム改善で回避できる。
しかし、国情と国民性が原因となれば、全品検査以外、対処のしようがないのだ。
事件発覚後、スーパーの店頭では製造者ラベルを注意深く眺める消費者の姿が多いと聞く。
食の安全に対する注意が喚起されたという点では、ひとつの契機になったとは思うが、
製造工場が日本と表記されていても決して安心できないということだけは覚えておく必要があるだろう。
そうは言っても食料自給率39%、もはや自己防衛しか道は残されていない。
いずれ、食料品のラベルには、こう書き加えられるに違いない。
お客様へ:
商品の安全管理には、万全の注意を払っておりますが、
お客様が食される前に、
ひとつだけで結構です。
ネズミに食べさせて、5分ほど様子を見てください。
なお、ネズミが必要な方はフリーダイヤル0120・・・。
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